ドロップアウト みの溜め

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ドロップアウトは問題と選択肢を見てから宣言ができる。よって問題の後半でライフラインを使い切り、勘に頼るしかない状況になって賞金が減少するリスクを減らしたいために宣言する使われ方がほとんどであった。ドロップアウトが確定した後のお約束として、ドロップアウトせずにその問題に答えた場合の選択肢をみのが尋ねる。ドロップアウトしてよかったことがほとんどだが、もちろん実は正解していたというケースもあった。
出題される問題が易しい序盤のうちは、どんなに解答者が迷っても、みのはすぐに正解の発表を行うが、後半の問題となり難しくなるにつれ、正解の発表をあえて遅らせて解答者の動揺を誘う演出が行われる(問題の正解は、「ファイナルアンサー」決定直後に知らされる)。この行為は通称「みの溜め」と呼ばれ、あとの問題になるほど溜める時間が長くなっていく。特に最終問題では、流れ続けていたBGMが一旦止まり、会場も静寂に包まれ、「みの溜め」の時間はより一層長くなる。例外として、序盤でも、5問目以内の不正解による「0円退場」を宣告する場合や、解答者が自信のない解答を行った場合にも、この「みの溜め」が多く用いられる。最高記録では67秒も溜めている
この「みの溜め」は日本版独自のもので、他国版ではあまり見られず、何問目であろうと司会者が溜めることはほとんどない。みの曰く、間がないと1時間もたない為、あえて間を作ってみたところイギリスから指導に来ていたプロデューサー3人が気に入ってくれ、あの形となった
また、賞金100万円以降の問題では、ファイナルアンサーを宣言した直後に、みのが「この○○万円には戻れません」(この問題はもうドロップアウトできず、正解か不正解のどちらかであるという意味)と言いながら小切手を破く演出もあり、「みの溜め」と共によく用いられた。ちなみに、みのはこの演出のために、番組出演中はスーツの内ポケットに小切手を何枚も忍ばせている。


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