ライフライン
答えが分からない、もしくは自信がない場合などのために、ライフラインという3つの救済措置がある。使えるのは全問を通して1度ずつに限られるが、1問中に複数のライフラインを使用することは可能である。
オーディエンス
その問題の答えをその場で観客全員に投票してもらい、棒グラフによる投票結果を見ることができる。もちろん、一番得票数の高い選択肢が必ず正解とは限らない。前半の比較的易しい問題では、正解の選択肢に圧倒的(90%以上)に票が集まるが、難問が多い後半では票が大きく割れることもあり、そうでなくとも最多票を答えてその答えが間違いだったことも少なくはありませんでした。
テレフォン
解答者本人があらかじめ指名し、スタジオ外にスタンバイしている協力者4人(テレフォンブレーン)に電話をかけ、30秒間相談することができる。テレフォンブレーンは資料などを使って解答を調べても構わない。ただし、問題の内容も解答者自身がすべて口頭で伝えなければならないため、解答者が焦って早口になってしまい問題の内容がなかなか伝わらなかったり、最終的に答えが出ないまま時間が足りなくなったりといった光景がよく見られた。そのため、最も役に立たないライフラインとしても有名である。
資料などを調べることは可能で、もちろんパソコンでウェブサイトを検索するのも認められているが、実際にパソコンが使用される例はあまりない。実際に検索しても、関係のない検索結果ばかり表示され、間に合わなかったといった例もあったようです。
なお、番組中では触れてはいないが、テレフォンブレーン側の受話機にスピーカーなどを接続して全員に聞こえるようにする行為(フッキング)は禁止されている。電話の声を直接聞けるのは4人のうちの1人のみである。
原則としてテレフォンブレーンは、テレフォンが使用されないと画面に映ることはないが、テレフォン未使用で終了(ほとんどが不正解による)した場合でも、数秒間だけ残念がっている姿が映されることもあった。